対話(はなし)を見える化することで、
場の活性化や相互理解をうながし、
参加者の主体性を育むコミュニケーション手法です。
会議やワークショップなどで話される内容はもちろん、
話している人の感情や感覚、聞いている人やその場に現れる雰囲気など、言葉だけでは伝えきれない要素を、絵や線や色を使って、同時進行で見える化します。
グラフィックとしてリアルタイムで描き出すことで場を活性化させ、
議論を対話の次元へと深め、共感や深い相互理解をうながします。
その結果、エネルギーを生み出す
本音の話し合いが可能になり、新しいアイデア発想や、主体的な合意形成、本質的な課題解決など、目的に基づく成果を実現するファシリテーション技術。それが『グラフィックファシリテーション』です。
グラフィックファシリテーションは、
例えばこんな場面で活躍します。
会議・ミーティング
会議をもっとクリエイティブに、生産性の高いものに、より本質的な成果を出す場に変革することができます。 イメージの共有が、すれ違いや堂々めぐりを解消し、場の活性化や変容を引き起こすのです。
イベント・ワークショップ
話し手のメッセージをグラフィカルに表現し、参加者と共有します。
その場の雰囲気や情感を映し表すようなグラフィックを通して、会場内にメッセージのエネルギーが満ちてくることを感じるでしょう。プロセスの共有にも役立ちます。
プレゼン・商談
退屈なパワーポイントの資料に飽き飽きしていませんか?
手書きのメッセージが、プレゼンテーションに込めた想いや、企画の魅力を存分に伝え、聞き手を引き込みます。コンサルティング営業の現場にもピッタリです。
ストーリーボード・動画
例えば、組織の理念をストーリーボードや、タイムラプス動画で伝えることで、お客様や組織内ではたらく一人ひとりの心にメッセージを届けることができます。
ビジュアルの力で、メッセージの発信力を強化しましょう。
対話(はなし)を見える化することで、
場の活性化や相互理解をうながし、
参加者の主体性を育むコミュニケーション手法です。
グラフィックファシリテーションには、大きく
2つの働き
があります。
一つは『活性化』の働き。
グラフィックは人の感性にダイレクトに働きかけます。心を動かし、共感を生み、その結果として対話がはずんだり、アイデアが湧いてくる、といった効果があります。
そしてもう一つは『構造化』の働き。
ピクトグラムやフローチャートを活用して整理することで、複雑な内容が構造化され、わかりやすくなります。物事がシンプルに、明確になって、話し合いをきちんと収束させることができます。
会議やミーティングの参加者が「胸の内に抱えていること」や「頭の中で思い描いていること」をすっかり出しきるよう、まず十分な「拡散」を促し、話し合いを活性化させます。「収束」はそのあと。参加者が自ら構造化を行うことを後押しします。
グラフィックファシリテーションを使うことにより、
話し合いの中で、十分な「拡散」と、
参加者自らによる「収束」を繰り返すことで、
より創造的で、主体的な場へと変化していきます。
Photo Gallery
Q&A
私もやってみたいのですが、
どうしたらグラフィックファシリテーションができるようになりますか?
グラフィックファシリテーションは、どなたにでもマスターできるスキルです。 よく「絵が苦手なんですが、大丈夫ですか?」というご質問をいただくのですが、絵が苦手でも問題ありません。
現在、グラフィックファシリテーション協会では、グラフィックファシリテーションの基本的な作法を学ぶ『基礎1日講座』、さらに技術を深めてより効果的なファシリテーション技術を身につけるための『アドバンス1日講座』を実施しています。
まずは『基礎1日講座』にお越しいただき、ご自身の参加する会議やミーティングなどで気軽に使い始めてみるのが上達への近道です。
私たちの会議(or イベント)で
グラフィックファシリテーションを実施してほしいのですが?
当協会が認定したファシリテーターを派遣することができます。協会が定めた技術水準をクリアしたファシリテーターが担当いたしますので、安心してご依頼いただけます。実施の手順や費用などについて、詳細はお問い合わせください。
ファシリテーターのスケジュールを確保するためにもお早め(実施1ヶ月より前)にご相談いただけるとスムーズです。早ければ早いほど柔軟な対応が可能ですので、まずはお問い合わせをお待ちしております。
グラフィックファシリテーションの具体的な実施事例を教えてください。
グラフィックファシリテーションは、各種の会議、イベント、講演会、プレゼンテーションの場面などで幅広く活用されています。
例えばこんなシーンでも・・・
★社内の戦略会議にて
経営陣が集まって中長期戦略を検討する戦略会議で
★新商品開発ミーティング
新商品開発のためのアイデア出し、ブラッシュアップのため
★プロジェクト支援
社内の選抜メンバーで取り組むプロジェクト会議に
★お客様向けのイベント
お客様向けの商品説明会、アワード、交流会にて
★講演会、ワークショップなど
講演内容を記録、共有したり、ワークショップの対話促進に
その他にも多彩な活用方法がございます。
協会のイベント・セミナー情報などお役立ち情報をお送りします